2022年12月23日 カラデコマガジン 【シャビーナチュラルスタイル】とは?コーディネートポイント&事例をご紹介 こんにちは。カラデコマガジン編集部です。カラーアンドデコで提案している6スタイルの内、「シャビーナチュラルスタイル」があります。私自身、入社して初めて知ったスタイルでした。 具体的にどんなスタイルのことを指すのかご存じでない方も多いのではないでしょうか。今回は「シャビー」スタイルについて、事例を取り上げながらご紹介していきます。 シャビーとは 英語で「シャビー(shabby)」とは、「着古した、みすぼらしい」といった意味をもちます。「シャビー」と「上品さ、あか抜け」といった意味を持つ「シック(chic)」を合わせた古めかしくも上品さがあるインテリアスタイル「シャビーシック」スタイルが一般的によく呼ばれるスタイルです。白やグレーのやや古めかしいインテリアをメインにした、ガーリーでありながら上品さももちあわせた特徴があります。 カラーアンドデコではそんなシャビーシックスタイルにナチュラルをミックスした、「シャビーナチュラル」スタイルを提案しています。シャビーシックスタイルは女性的な印象が強いですが、ナチュラル素材が加わることで中性的になり、男性にも受け入れられやすいコーディネートになります。 温もりを感じる空間で、家族団らんのひと時 立地:静岡県浜松市 ターゲット:ファミリー(30代前半夫婦と小学生の娘さん1人) ナチュラル素材のアイテムと合わせて、ラグやクッションなどにクラシカルな模様を取り入れることでシャビーっぽさをプラス。部屋の隅々まで視線が向くように、アクセントカラーのグリーンを配置しています。 ニュートラルカラーの癒し空間 立地:愛知県豊田市 ターゲット:30代前半カップル ナチュラルの中に上品さと女性らしさをミックスしつつも、ニュートラルなカラーで男性にも好まれるような空間に仕上げました。リモートワークの合間にハーブティーを入れて、つかの間の休息を。そんなワンシーンをイメージしました。 絶景に囲まれ過ごす、優雅な休日 立地:神奈川県逗子市 ターゲット:60代ご夫婦 リゾート向け物件セカンドハウスとして使われるシーンをイメージしてコーディネート。海に囲まれた立地と、キッチンのカラーからブルーをアクセントに取り入れました。広々としたリビング・ダイニングで友人を招き食事をしたり、バルコニーでゆっくりコーヒーを飲みながら読書を楽しむ、優雅な休暇のひと時をイメージしました。 やわらかい日差しに包まれ、思い思いに過ごす1日 立地:栃木県足利市 ターゲット:ファミリー(30代ご夫婦と小学生と幼児のお子様2人) 和室を子ども部屋兼勉強部屋に設定し、家事をしながら子どもたちの習い事の宿題を気にしている、そんなシーンをイメージしました。家具や小物は女性的なものが多いですが、甘くなりすぎないよう、寒色をアクセントに使いバランスを取りました。 お気に入りに囲まれ、癒しのリラックスタイム 立地:東京都目黒区 ターゲット:30代女性単身 ターゲットは、お医者様の単身女性をイメージ。お仕事柄気を張ることが多いので、家ではゆったりと過ごせるよう優しい色味と、お気に入りの家具をセレクト。休日にゆったりと好きな海外ドラマを見ている、そんなシーンを演出しました。 シャビーなコーディネートのポイント シャビーナチュラルスタイルのポイントは以下3つです。①ナチュラルな素材感を大切に木とファブリックが基本の素材です。木は、ホワイトやクリーム塗装がしてあるものを使用することが多いです。②白やグレー、淡い色を使った優しいカラーシャビースタイルで使われるカラーは白を基調とした明るいカラーです。差し色には、優しいピンクやブラウン、ブルー系の色で明度の高い明るいものをプラスします。③アンティーク調の家具「シャビー」は「古びた」や「使い古した」という意味を持つことから、古くから受け継いで来た家具などを大切に使い続ける、という精神が根底にあります。そのため、少し塗装がはがれているようなものや、アンティーク家具やなどを取り入れるとをシャビーらしさが生まれます。 また、エレガントさもポイントになります。素朴なデザインの家具が多いと、カントリー寄りの雰囲気になってしまうので注意が必要です。 いかがでしたでしょうか。コーディネートの参考にしていただき、自分好みの理想の空間・お部屋づくりを目指してみてください。 バーチャルステージングでは、物件のターゲットごとに違ったインテリアスタイルでの演出が可能です。複数のインテリアスタイルで幅広いターゲットにアピールすることができる点は、バーチャルステージングならではのメリットですね。 Facebook Twitter Instagram