2022年9月5日 カラデコマガジン 【北欧モダンスタイル】事例紹介と北欧風お部屋づくりのポイント こんにちは。カラデコマガジン編集部です。「カール・ハンセン & サン」、「フリッツ・ハンセン」、「HAY」など、自然の美しさを活かしたシンプルさにプラスしてデザイン性があり、長く使えて高品質、実用性も備えた北欧家具。“北欧風”と謳ったものやIKEAなど低価格なインテリアや雑貨も数多くあり、好んで取り入れている方も多いのではないでしょうか。 北欧(スカンジナビア)スタイルとは 北欧の国々は日照時間が短く厳しい寒さの日が長く続くことから、お家で過ごす時間が長い為、温かみのある家具が多くあることが特徴です。居心地がよく、室内空間を楽しく快適に過ごすため、シンプルだけど快適でおしゃれな生活空間を実現する「北欧スタイル」は、男女を問わず幅広い層に人気があります。今回は、カラーアンドデコで提案する「北欧モダンスタイル」の事例をご紹介していきます。 【北欧インテリアに囲まれて、贅沢なくつろぎの一時を】 立地:愛知県名古屋市ターゲット: 20代単身女性 壁や床が、最近のトレンドのグレー味を帯びたカラーなので、若い女性の一人暮らしをイメージし、女性に好まれやすいナチュラル+トレンドの北欧モダンでコーディネートしました。床や間接照明、アクセントクロスなどお部屋の特徴が映えるように、インテリアは優しくあまり主張しない素材や色合いのものをセレクト。家具だけでなくお部屋の内装を含めて全体のバランスをとると、メリハリのついたコーディネートになります。 【自然の光をたくさん浴びて穏やかな1日を】 立地:東京都練馬区ターゲット:ファミリー(30代ご夫婦と小学生のお子様1人) ゆったり広々としたLDKと日差し、そして清潔感が印象的なご物件。アクセントクロスのカラーから、北欧モダンスタイルに。フローリングとアクセントクロスのトーンから、家具は落ち着きのある色味のウッド素材をセレクト。ブルーや黄色のアクセントカラーでファミリーの柔らかさ、温かみが感じられるようにコーディネートしました。日曜日の朝、朝食の準備をしている傍ら、ご主人は奥のデスクスペースでパソコンに向かって今日の予定を考えている、そんなシーンをイメージしました。 ブルー系は目に優しく、気を落ち着ける色といわれます。ブルーのクッションや、ガラスの器があるだけで、ぐっと涼し気なお部屋になります。大規模な模様替えをしなくても、ワンポイントで季節を感じられるアイテムを配置すると、気分転換もでき、季節を感じるお部屋を演出することができます。 【木の香りを楽しみながらゆっくりとTea Timeを】 立地:東京都練馬区ターゲット:ファミリー(30代ご夫婦とお子様2人) 木目が美しいフローリングと、和室のあるお家で、北欧モダンのイメージにぴったりなご物件。和室がリビングとつながっているということもあり、家具の高さが出すぎないように背が低く、また色はフローリングの木目を目立たせたかった為、淡い色の家具をセレクトしました。デコレーションは北欧を感じる柄やデザインを入れて遊び心を。 デコレーションアイテムは、ジグザグを意識して飾ると程よい抜け感が生まれます。和室の演出の際は、木製だけでなく、籐やカゴのものを置くと畳との相性が良いのでおしゃれ感アップ、統一感アップでおすすめです! お洒落な北欧スタイルのポイント 北欧テイストのインテリアは、もともと自然素材を使う和の空間で過ごしてきた私たち日本人にとってはなじみが深く、コーディネートしやすい素材だと言えます。北欧インテリアを取り入れる際は、以下の3つのポイントを意識してみてください。 ■木製やファブリック製など温もりを感じられる素材■温かみのあるナチュラルカラー(ホワイト・ベージュ・グレーなど)をベース■アクセントに差し色(ブルー・イエロー・オレンジ・ピンクなど)をプラス また、デザイン性の高い照明器具を組み合わせるとぐっと北欧感が増し、お洒落な雰囲気になります。デコレーションに自然などをモチーフとした、楽しくポップな柄のファブリックやテキスタイルのものをカーテンやアート・クッションに取り入れたり、ファブリックパネルなどをワンポイントに飾っても北欧らしさを演出できます。 北欧インテリアや雑貨を取り入れ、居心地のいい空間づくりを目指してはいかがでしょうか。 Facebook Twitter Instagram