2023年1月23日 カラデコマガジン 後悔しない物件探しを ~住む人に寄り添った暮らしのイメージを伝える内見ポイント~ こんにちは。カラデコマガジン編集部です。 引っ越しシーズンが近づいてきました。最近は、コロナの影響もあり「WEB内見」ができる物件も増えてきていますが、周辺環境や実際の広さなど、実際に物件を見に行かないとわからない点も多く、内見を希望する方も多くいます。入居する方が、住んでみて「こんなはずじゃなかった…」とならない為にも、内見時に実際の生活をイメージをしてもらいながら見てもらうことが大切です。では、どういったポイントを押さえて案内をしたら良いのでしょうか。 今回は、「住む人」に寄り添った内見時のポイントについてお伝えします。 内見の目的とは インターネット上には、たくさんの物件情報が溢れていますが、その情報の中から家探しをしている方の理想の物件を見つけ出すのは大変です。ネットに掲載されている情報だけでは、部屋のサイズ感や雰囲気、周辺環境など、伝わらない部分は多くあります。 一方でお客様が内見できる時間は限られています。その時間の中で、お客様の気になるポイントをできる限り伝えるためにも、内見時のポイントをおさえ、内見時にしか伝えることのできない情報や物件の魅力、メリット・デメリットを明確に伝えていきましょう。 内見時のチェックポイント 1. 家具・家電の設置スペース ガランとした何も置かれていない空室の場合、実際のお部屋の広さは認識しづらくなります。手持ちの家具をそのまま使用する場合は、お客様にあらかじめ家具や家電のサイズ(高さ、幅、奥行き)を計測してきてもらえると、実際の内見時に設置スペースの確認ができるのでオススメです。 また、物件内にインテリアを実際に配置する「ホームステージング」や、物件写真にバーチャル3DCGでインテリア配置をする「バーチャルステージング」があります。「バーチャルステージング」の場合は、実際のお部屋にインテリアは置かれていませんが、画像を内見時に見せることで、家具のレイアウトの参考や部屋の用途や使い方がわかるなど、同様の効果を得ることができます。 ガランとした空室ではなかなか生活イメージが湧きづらいが、 インテリア演出がされているとより暮らしのイメージがしやすくなる 2. 生活動線 家具の設置スペースと合わせて考慮したいのが、動線がとれるかどうか。せっかく家具が置けても移動がしづらければ生活そのものがしづらくなってしまいます。家事動線など、実際の暮らしをイメージしながら、お客様と一緒に室内を動いてみるのもいいでしょう。 3. コンセント・TV線・電話線の位置 意外と見落としがちなポイントですが、実生活において欠かせない設備で、家具配置の際にも考慮するポイントとなるので、数と位置が事前にわかると実生活もスムーズになります。事前にお客様に位置をご案内できるように調べておくといいでしょう。 ≫コンセントやTVジャック位置、生活動線を考慮しコーディネートしたカラーアンドデコのバーチャルステージング 4. スマホor携帯電話の電波 スマホや携帯電話は現代人の必需品。使っているキャリアとエリアの関係や、物件構造・周囲の建物との位置関係によって電波に影響がでることがあります。電波状況を部屋ごとに事前に調べて、お客様にも説明をしたり、実際にお客様に電波状況を確認してもらうといいでしょう。 5. 湿気 カビや湿気は快適さに影響するため、お客様が気にするポイントです。カビなどは事前に掃除をし、案内前の換気は忘れずに行いましょう。 6. 周辺環境 物件を気に入ってもらっても、街の雰囲気や利便性が合わなければ生活は成り立ちません。街の魅力や周辺環境について情報があるとお客様は安心します。 いかがでしょうか。お客様にとっては、日々の暮らしの上でベースになる大切な家探し。家賃や設備面だけでなく、実際に暮らした時のイメージができるかどうかはとても大切です。 また、お客様自身が理想としている物件のイメージが明確になっていない場合も多々あります。そういった場合は、内見をした複数の物件の中から候補をなかなか絞れず悩まれることも。家族構成やライフスタイルなどから物件選びのポイント解説ができると、お客様にも非常に心強いと感じてもらえるでしょう。 Facebook Twitter Instagram