2023年1月13日 カラデコマガジン バーチャルステージング事例から見る おしゃれな和室コーディネートとインテリアについて こんにちは。カラデコマガジン編集部です。 ファミリー向けの物件などでリビングの一角に和室があったり、築古の物件で1室和室があったりなど、和室は心を安らげる癒しの場所として馴染みのある空間のひとつです。しかし、家全体のインテリアに統一感を出したいのに、和室があるだけでそこだけ別世界…。畳で家具が置きにくかったり、レイアウトやコーディネートが難しいとお悩みの方も多いのではないでしょうか。 和室がコーディネートしにくかったり、おしゃれに見えづらいのは、全体的に古いものと新しいものの調和がとれていないからです。畳なのに窓には洋風なカーテンがついてるなど、アンバランスな部分が目立つと違和感が感じられ垢ぬけない印象になります。和室単体でインテリアやレイアウトを考えるではなく、和室に合わせてリビングのソファはロータイプにしたり、デザインやカラーに和の要素を取り入れるなど、隣接する部屋と和室との調和を意識すると統一感が出てお洒落な空間になります。 今回はバーチャルステージングの事例を通して、和室をおしゃれに見せるためのコーディネートやインテリアについてお伝えします。 統一感を出す素材 和室には畳や建具など木の素材が使われていることが多いため、木の素材や竹や藤といった和風な雰囲気を持つ素材を使ったインテリアは、畳と好相性です。また、ファブリック系のものをチョイスすると、畳のナチュラルな雰囲気にもよく合います。 和室は直線を多用したデザインになっていることが多く、 配置する家具にも直線的なデザインを取り入れると、和室の静かで整然とした雰囲気が際立つ 統一感を出すカラー お部屋のカラーコーディネートを考えるとき、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの三つをうまく配置していくのが大切です。まずは、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の割合を目指すとすっきりとしたまとまりのあるお部屋になります。 和室ではベースカラーとして畳や障子、襖といった淡い色味のものが多くなるので、アクセントカラーとしてぱっと視線を集めるものを持ってくるのがおすすめです。 ベージュ・茶色をベースカラーに、グリーンをアクセントカラーとしてまとまりを 「和」と「モダン」の掛け合わせ 一見正反対の印象を受ける「和」と「モダン」ですが、どちらも落ち着いた雰囲気であるため、相性が良く和のテイストに馴染みやすいスタイルです。二つをバランスよく取り入れることで、おしゃれで心地良い空間づくりが叶います。 小物に和風のアイテムを取り入れると和室インテリア独特のおしゃれさがUP 統一感を出す家具サイズ 和室はもともと座ったり、寝転がったりと視線を低くして過ごすことが一般的なお部屋です。配置する家具も背の低いアイテムを選ぶとしっくりきます。また、お部屋も広く見えますし、圧迫感がなくゆったりとした雰囲気を作れます。 和室・リビング全体に背の低い家具を配置することで統一感が生まれる いかがでしたでしょうか。最近では、「ジャパンディ」スタイルが話題になっていたりと、和の良さを活かしたお洒落なコーディネートの幅が広がってきていると感じます。カラーアンドデコでも、今後和室のコーディネートをさらにバリエーションを増やしていく予定です。こんなコーディネートがあったらいいな、などご意見・ご要望などあればぜひご連絡ください! Facebook Twitter Instagram