2023年2月3日 カラデコマガジン おしゃれで快適なワークスペース作りのポイントとは? こんにちは。カラデコマガジン編集部です。 コロナの流行に伴い、リモートワークをする人が増えた影響で、「ワークスペース」のあるお部屋の需要が高まっています。最近では、あらかじめワークスペースを想定したスペースが設けられたお部屋もよく見かけるようになりました。自宅で仕事や作業を行う時間が増えれば、快適なワークスペースも必要になります。また、ワークスペースも自宅のインテリアの一部になるため、おしゃれにしたいと考えている方も少なくないのではないでしょうか。 今回は、ワークスペースのあるお部屋のバーチャルインテリア事例写真の紹介を通して、おしゃれで快適な自宅のワークスペース作りのポイントについて解説していきます。 リビングにつくるワークスペース 家族で過ごすことが多いリビングにワークスペースを設けるメリットは、家族全員で使うことが出来る他、お互いが何をしているか確認しやすいところにあります。また、リモートワークの頻度が低く、本格的なワークスペースが必要ない場合などにはちょうどいいでしょう。「ここは仕事をするスペース」と空間を分けることで、同じ部屋の中でもオン・オフの切り替えがしやすくなります。 木やファブリックなど温かみのある素材で統一したインテリア リビングの一角に設けたワークスペースだが、 統一された素材・色味の家具を使用することで空間になじんだワークスペースに インダストリアルスタイルのインテリアでコーディネート 梁をうまく仕切りに活用し集中しやすいスペースに 寝室の一角をワークスペースに 寝室は生活空間と区切られた空間のため、ワークスペース専用の空間を確保することが難しい場合でも、作業に集中しやすい空間をつくることが出来ます。ベッドとワークスペースのバランスや、空間の使い方を考えてレイアウトすることがポイントです。 あらかじめワークスペースの空間が作られた間取り 壁で仕切られているため、空間を使い分けやすい ドアが2つありレイアウトが難しい間取だが、動線を意識したバーチャルインテリアは実際のコーディネートの参考にも 専用の個室/書斎で自分好みのレイアウト・空間づくりを ワークスペース専用の部屋や書斎を作ることが出来れば、オンオフの切り替えがしやすく、集中して作業や仕事に取り組めます。周りを気にすることなく仕事や作業を行えるため、リモート会議などが多い方におすすめです。レイアウトも自由にできるため、自分の使い勝手がいいようにデスクや本棚を配置することができます。 大きめのデスクでゆったりとした作業スペース。好みのアイテムをデコレーションし、自分好みの空間に。 視界にリビングなどが入らず集中できるよう、壁側にデスクを配置 ドアの開閉に邪魔にならないようなレイアウトにすることも重要 ワークスペースを設けたワンルーム ワンルームでワークスペースを設ける場合は、作業や仕事を行うスペースと生活するスペースをバランスよく分けたり、動線の確保がしやすい家具の配置、スッキリ見える家具のサイズ感を心がけることで、快適な作業空間を作ることができます。 長方形の間取に合わせてスリムだが幅が広く収納力のあるデスクをチョイス グリーンを多く取り入れ、視覚的にも癒しの空間に 快適な在宅ワークスペースを作るポイント 快適な仕事空間は人それぞれ異なりますが、共通して重要なポイントは、用途に合わせたスペースの確保やコンセントの位置、照明などです。デスクに向かって座ったときの背後やすぐ横を頻繁に人が通るような場所や、開け閉めの多いドアの横は集中しづらくなるため避けた方がいいでしょう。また、他の空間とつながりがあるワークスペースの場合は、インテリアの統一感やアクセントなどを意識することで、おしゃれなワークスペースを作ることが出来ます。 ①必要なスペースの確保とデスク選び 自宅のワークスペースづくりでもっとも大切なのがデスク選びです。仕事で使用するパソコンのサイズや、デスクの上に何を置く必要があるのか、物を置く場所がどの程度必要なのか、などを事前にチェックしておきましょう。下記はサイズの目安になります。是非参考にしてみてください。<あまりスペースを取りたくない/ノートPCを使う場合>デスク:幅 (W) : 70cm × 奥行 (D) : 45cm<ノートPCを使用+作業スペースも少し必要な場合>デスク:幅 (W) : 100cm × 奥行 (D) : 60cm<デスクトップPCやディスプレイを使用 + 資料や本など必要なものを置きたい場合>デスク:幅 (W) : 120cm × 奥行 (D) : 70cm上記のスペースにプラスして、椅子をひく広さとして、デスクの奥行 + 80cm程度のスペースが必要です。 ②快適さと素材にこだわったチェア 長時間座り仕事をするなら、座り心地がよく正しい姿勢を保てる椅子を選びましょう。また、チェアの素材感に注目することで、ワークスペースにインテリア性をプラスすることができます。 ③気が散るものを視界に入れないレイアウト 視界に気が散るものが入ると、作業効率が落ちやすくなります。仕事をするときにはできるだけパソコンの画面しか視界に入らないように、正面を壁にしたりするなど、デスクや家具を配置するようにしましょう。また、デスクの上が散らかっていても作業効率が低下しがちに。必要な書類や資料、事務用品などをスッキリ片付けられるよう、収納場所を確保するといいでしょう。 ④照明で目にも快適な環境を 細かい作業をするときや書類を書くときなどには、しっかりとした明るさが必要になります。手元が暗い場合は、フロアランプやデスクスタンドを使って明るさを確保することもできます。また暖色系の照明にすると、気持ちを落ち着かせる環境を作ることが出来ます。 ⑤色彩心理や癒しアイテムを取り入れて仕事・作業をはかどらせる 色には、人の心理に影響を与える「色彩心理」という効果があります。例えば、赤やオレンジなどの暖色系の色味は暖かく感じ、青や青緑などの寒色系は涼しさを与える効果があります。このような色彩心理をワークスペースに取り入れることで、作業しやすい空間を演出することができます。また、「観葉植物」や「間接照明」は適度にリラックスさせてくれるインテリアアイテムの1つです。インテリア性を上げるだけではなく、仕事や作業にも効果があるので、ぜひ取り入れてみてください。 いかがでしたでしょうか。私もハーフリモートで勤務をしているのですが、在宅のいいところは時間を気にせず作業に集中できること。ですが、気づいたらデスクとトイレの往復で1日終わるなんてことも…自宅でも快適な空間で、気持ちも身体も健やかに仕事ができる環境を整えたいですね。 仕事もバリバリこなしつつ、日々の生活も楽しめるよう、自分好みのワークスペースを作りに、是非参考にしてみてください! Facebook Twitter Instagram