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インテリアカラーで理想のお部屋に~カラーが持つ特徴と効果について~

インテリアカラーで理想のお部屋に~カラーが持つ特徴と効果について~

こんにちは。カラデコマガジン編集部です。

 

『色』にはそれぞれ個性があり、カラーヒーリングやカラーセラピーという言葉もあるように、見た目だけでなく人の心理にも大きく影響しています。
人の心は色によって動くともいわれており、どの空間にどの色を置くのかによって、部屋の居心地や印象も変わってきます。

 

今回は、そんなカラーが持つ特徴やイメージ・心理効果についてお伝えしていきます。

それぞれの色が持つ特徴とイメージ

色にはその色が持つイメージがあります。色の特徴を理解することは「見せたいイメージ」を演出することにつながります。
さらに、色と色を組み合わせる「配色」により、同じ間取や家具配置でも、空間全体のイメージが変わります。

 

バーチャルインテリアの事例写真から、それぞれのカラーの特徴を見ていきましょう。

■赤、オレンジ・・・空間に明るさと活力を与える

赤は「情熱」「温かみ」など、明るくアグレッシブなイメージを持つ色です。
気分を高揚させて活発にする作用や空間に使うと温もりを感じる効果も。
遠くからもよく目立ち、面積が大きくなるとうるさく感じることもあるため、アクセントカラーとして使用するのがいいでしょう。

■黄色・・・視線を引き付けるアクセントカラー

空間の雰囲気を明るくし、活力を高める効果があります。また遠くからでも認識しやすく、注意を惹きつけます。
そのため多く使いすぎると疲れやすい傾向にあり、長時間の作業や学習空間には不向きです。

■ピンク・・・穏やかで優しい女性らしさを演出

ピンクはホルモンを調整する色ともいわれ、気持ちをやさしく穏やかにする効果があります。春や女性のイメージに重なります。
淡い色では柔和なイメージですが、ビビッドな色合いでは情熱や色気を連想させます。

■緑・・・見る人に安心感を与える「自然」の色

緑は「自然」「癒し」等をイメージさせ、疲れているときや気持ちが落ち着かない時、安心感を与える効果があります。
健康的なイメージも強く、リラックスしたい空間を表現しやすいです。

■青・・・集中力・判断力を高め、知的活動を進める色

青は、集中力や判断力を高める他、鎮静作用や睡眠促進の効果があり、寝室や、書斎などにも向いているカラーです。

■紫・・・高貴なイメージでゴージャスな空間に

昔から高貴な色とされ、高級なイメージを演出することができます。ハイセンスな空間演出に多く使われます。

■茶色・・・安心感に包まれ、リラックスできる空間に

茶色は木の幹の色など安心感を与える効果があります。人の視線より高い部分は肌より明るく、低い部分は肌色より暗くすると安定感が出ます。

■黒・・・重厚感・高級感を加えてステータス演出

空間に重厚感や高級感を与え、組み合わせた色を引き立てる力を持っており、シンプルなイメージに最適です。

色味が無いため刺激が少なく、有彩色を最も引き立ててくれます。

■白・・・清潔感にあふれ、広く明るく見せる

光の反射率が高く、空間を広く明るく清潔に見せる効果があるので、キッチンやリビングなどにおすすめです。
まぶしいほどの白は視神経を疲れさせるため、オフホワイトやアイボリーなど優しい色味の白がオススメです。

いかがでしたでしょうか。


好きな色のアイテムを無計画に取り入れるだけでは、違和感のあるお部屋になってしまいがち。
それぞれの色の特徴やイメージを理解し、「ベースカラー」「テーマカラー」「アクセントカラー」の3種類を意識しながら組み合わせると、おしゃれな空間にを作り上げることができます。

 

色のバランスについては「ホームステージングに役立つ!失敗しないインテリア選びのポイント」の記事内でも解説をしています。
ぜひ参考にしてみてください!

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